照明デザイナー取材裏話 ~DECOLUCE 藤井さん~

DECOLUCE 藤井幹子さん
藤井幹子さん

 

少し前の話になります。

 

照明デザイナーDECOLUCH(デコルーチェ)の藤井幹子さんにお話を伺ってきました。

 

久しぶりの再会でした。

 

相変わらず可愛らしい佇まいに似合わず?パワフルに活躍されてるようです。 

 

今回は、私の企画頁に掲載するビジネスパーソン向けの企画「リラックスタイムにあう明かりの作り方や効用」について伺いました。

 

時間に追われて焦る私の拙い説明にも動じずパパパッと対応していただけて、さすがプロ!と頼もしいかぎりでした。

 

その際の取材裏話とでもいいましょうか。ちょっとご紹介します。

 

デコルーチェの事務所は、四方の一面がブルーグレーの落ち着いた雰囲気。

 

そこにいろいろな角度で光を当てて明かりの表情を楽しんだり、柔らかな影をつくるテクニックを試したり、身近なもので分かりやすく説明していただきました。

 

例えば、ふつうの白熱球よりハロゲン球のほうが明かりを絞れるから、当てる角度で影の表情を変えやすい。

 

なんていうのを実際にあれこれ女子会のように楽しみながら。

 

 

壁飾りもカンタン手作り

 

この日は、簡単にできる壁飾りの作り方も教えてもらいました。

 

たとえば、冒頭の写真の壁飾りは超カンタン♪

 

あまり材料費がかからなくて、子どもたちと一緒に家庭で簡単に作れそうなものです。

 

100円ショップの造花の花と、両面テープがあればOK♪

 

(1)造花は花の部分だけ引っこ抜く


(2)その引っこ抜いた茎の部分に両面テープを貼る

 

それだけw

 

これを壁に貼ってみると、ちょっとしたデコレーションになります。

 

千代紙の蝶々や恐竜のモチーフなど簡単アレンジが可能ですから、ご家族で楽しめると思います。

 

モビールをライトアップして影を楽しむのも乙ですよね。

 

 

太陽が先生

 

この日いちばん腑に落ちたのは、「一日の太陽の動きと色が、ひとの体調にも影響を与えてる」ということ。

 

朝日は少し低いところでピカーッと爽やかに。

昼間は高いところから白い光で力強く。

夕陽は低いところからオレンジ色の暖かな光。

 

この自然の摂理に沿った明かりを生活に取り入れる。

 

たとえば、リラックスしたかったら暖色系の柔らかな光を低い位置で照らす。

 

腰よりも低い位置を照らすほうが、より寛げるってことも。
たしかに、心身ともに和める、おもてなしのプロの旅館・ホテルやレストランなどの明かりには不思議と落ち着きますよね。

 

気分転換もいろいろあるとは思います。

 

大好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、家で映画を観たり、ただただぼぉぉぉっとしたり。

 

そんなとき、自分の好きな明かりを探して作ってみるのも一興かと。

 

そして、もっともっと明かりを楽しみたいと思ったら、プロに相談するのも手です。

 

たとえば、理工系女子の代表のような藤井さんに。

 

関東は昨日梅雨明けしました。すでに空には夏雲がプカプカしています。

 

節電? それも大切ですが、どうせなら明かりを楽しみたいなと思う夏です。

 

 

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