映画版『図書館戦争』観てきました~変身したいつもの風景~

中央図書館
北九州市立中央図書館

ふだん見慣れてる風景が、こうも変わるものなのかぁ。

 

これが、映画「図書館戦争」を見始めて数分後の感想です。

 

ずいぶん前の話になりますが、映画「ブラック・レイン」を観た飯星景子が「大阪の街が近未来風に変わってメチャクチャカッコイイ!!」と、リドリー・スコットを絶賛したことを思い出しました。

(古すぎますかねw)

 

「図書館戦争」は、地元北九州で話の中心である図書館内外と激しい戦闘シーンを撮影していました。

 

というようなことは、映画を観る前には知らず。

 

母子像
知らなかった。門前にシャボン玉の歌詞と母子像。童謡も流れてます。

ただ、撮影期間中、地元の市立中央図書館に映画のメインである図書館の門が設営されてロケしていたのを偶然ほんの少し観ていました。

 

それ以外は何にも予習してなかったので、とっても楽しかったですよw

 

「予習してないほうが楽しめるかも」と予習を我慢したので、余計に「なるほどーこんな映像になるのかぁ」と嬉しくもあり、恥ずかしくもあり。

 

身内のお化粧ビフォーアフターを見られてるという感じですかねw

 

見慣れている風景が、カメラを通してコメディや恋バナの舞台になってた。

いや、いまこのときもリアルな恋バナの舞台になってるんでしょうが♪

 

図書館前の大階段でコメディタッチに描かれた岡田クンと菜々ちゃんのやり取りには、首筋がかゆくなりそうでしたw

 

有川浩さんの原作本を読んでいる方にも、アニメではなく、実写版でどんなふうになってるかは相当興味があるんじゃないでしょうか。

 

激しい戦闘シーンは、山の上の北九州市立美術館・本館でロケしたようです。

http://kmma.jp/honkan/

 

これまた四半世紀前によく昼寝してた芝生で繰り広げられたかと思うと、意外に感慨深いw

 

のんびり寝転んでいたら散歩中の犬からクンクン嗅がれたなんて想い出の芝生で、岡田准一クンがドンパチやったんですから。

 

話の筋は、原作本もあるしアニメにもなったので割愛しますw

本も映画も楽しみ方は十人十色ですし。

 

主演の岡田クンはTVドラマ「SP」で格闘マニアになったのは知ってたけど、やっぱりかっこよかったw

 

榮倉奈々ちゃんはほんっとに笑えるくらい足が長いんですねぇw

 

相島一之さんや嶋田久作さんなど、敵役にはこの人しかいないんじゃないかという配役も楽しかった!

 

何回か見れば見るほど、あれ?って気づくことが多そうですw

 

映画「図書館戦争」の公式サイト

http://www.toshokan-sensou-movie.com/index.html

 

 

この映画のように、地元北九州では、ここ最近映画などのロケがあちこちで行われています。

これら撮影の誘致を行なってるのが「北九州フィルムコミッション」です。

 

1989年、「北九州市広報室イメージアップ班として発足した国内初のFC組織、北九州フィルム・コミッションは、映画やTVドラマ・の撮影を全面的にサポートする非営利組織」北九州フィルムコミッションのサイト

http://www.kitakyu-fc.com/index.php

 

フォトジェニックな地元のこともですが、映画ってこういう楽しみ方もあるんだなって気づかせてくれました。

 

当たり前すぎて気づいてなかった魅力を掘り起こすことが、単なる地元の魅力再発見になるだけではなく、フィルムに焼き付けて後世に残す文化の一端も担う。

 

懐かしい姿も再現してもらえて胸がいっぱいになることもあります。

実作業には厳しいことも多いだろうに、素敵な仕事だと思うし、是非長く続けていただきたいと応援しています。

 

ところが、恥ずかしいことに私はまだ地元撮影の有名な映画をさほど観ていません。

ゆっくりじっくり堪能したいな。

 

で。いつかはエキストラで地元の撮影に参加したいな♪