置かれた場所で咲いているか

元旦、成人式、センター試験。

 

あっという間に正月イベントが過ぎていき、節分の絵を見かけるようになりました。

 

この季節に私は生を受け、あれからン十年。

 

目はショボショボしだしたし、棋士のような長考にも耐えられませんw

 

腰は命とはよくいったもので、熟考することが少なくなり、心身ともに腰が入らなくてもどかしいこともありますw

 

そんな「こんなんじゃダメだ」と思うとき、いつも励みになるひとがいます。

 

高齢の母の身の回りを世話をしながら仕事に励む友人です。

 

コツコツと丁寧に取り組むひとなので、会社では貴重な存在のひとのようです。

 

損得で動くひとが多いなか、レベルの高い内容を実直に仕上げる仕事ぶりですし、

優しい心配りのできるひとです。

 

長い海外生活も経験した聡明なひとでもあり(そうではないひともいますがw)、

田舎の片隅にいるのはもったいないと私などは思うのですが、

彼女自身は「これが私に課せられた人生」と淡々としています。

 

家庭でも仕事でも、彼女でなければできないことがあるのです。

 

昨年のベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』 (渡辺和子著 幻冬舎)を読んでも、

彼女を思い出さずにはいられませんでした。

 

芸術にも造詣が深く、友人思いでユーモアもあるそんな彼女を私は心から尊敬しています。

 

話は変わって、新年早々に起きてしまったアルジェリア人質事件。

 

ご遺族の方々の心痛は察して余りあります。

 

ひたすらご冥福をお祈りするしかありません。

 

はるか遠い異国の地から彼らが亡骸となって帰国した、その日。

 

己の生と死は見えない微妙なバランスのなかにあることを忘れがちですが、

とっくに人生を折り返してしまっている日々をまた意識していきたいと思った誕生日でした。

 

家族や友人、仕事仲間、自分を取り巻くあらゆるものに感謝して、自分なりに頑張っていきたいと思っています。

 

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コメント: 2
  • #1

    ぷーらん (月曜日, 28 1月 2013 00:33)

    Dear Kavachan,

    ぷーらん@シンガポールです。

    新サイト完全リニューアルにはもう少しのようですが、以前からすると大幅リノベーションですね。意気込みを感じます。

    kavachan と coffee breakでの地元ネタ、これからも楽しみにしています。見るたびに里帰りしたくなるのは、困りものですが。

    日本はとっくに年が明けてしまったけど、こっちは旧正月が2月10日なので街が浮き足立ってるよ。
    というわけで、2013年があなたにとって
    「心想事成」
    「万事如意」
    でありますように。

  • #2

    kavachan (月曜日, 28 1月 2013 23:20)

    ぷーらんさん、ありがとう!
    なかなか思いどおりに更新できてないけど、がんばりますねw
    今すぐにでも帰ってきたくなるようなネタをどんどん上げていきましょうか。
    ぜひぜひ「心想事成」となりますように♪