仮設にみる支援のあり方

毎週水曜日の朝は、「朝の会」という名の異業種交流会に参加しています。

週の半ばの朝一に、普段はあまり関わることのない業界の話を聞く。
思った以上に、一週間のリズムを作る会になっています。

今日は、久しぶりに参加した建築家の近況報告がメインでした。
リノベーションや街おこしへの熱い想いが語られ、
今後の展開が楽しみであると同時に、
このような人たちとともに語り合う時間を共有できて幸せだと

改めて思います。

たとえば、仮設住宅への一歩踏み込んだ考え方は、
「住まい」への認識を改めざるを得ません。

「仮設住宅という新設住宅」は、

維持費を含めて1戸あたり約400万円とのこと。
その価格を考えれば、400万円で「仮設ではない新設の住宅」を供給できる仕組みを作れないものか。

そんな喫緊の課題を考えながら帰宅して、とあるニュースに出くわしました。

「大物芸能人のピアノ1台がチャリティーオークションで60億円突破」

ピアノ1台で、村ひとつと言わない1500戸以上が供給できます。
支援のあり方は、千差万別。

 

大金を動かせない庶民といえども、有形無形の支援は可能です。

 

一刻も早く、被災した方々が安心して眠れる場所を与えられるよう祈ってやみません。